司書補講習(通学)は約2カ月間実施されますので、社会人が毎日通うのは大変。
また、通学で実施しているのは全国で5校だけです。だから自宅から通える会場がなくて困っている方多いですよね。
そこで、司書補の通信講座があったら便利!
ということで司書補の通信講座について調べました。
司書補講習の通信講座
残念ながら、司書補講習の通信講座はありません。
「司書補講習」は「通学のみ」です。
また、「通信」で取得できるのは「図書館司書」の資格だけです。
でも諦めないでください。とっておきの方法があります!!
*図書館司書は司書補の上位資格です。
高卒から司書になる方法
諦めないでくださいね!!
「司書補」ではなく「図書館司書」の資格を目指せばいいのです。
司書補講習をお考えの方は、高卒・中卒・大学中退の方ですよね。
そこで、通信制大学に入学して『図書館司書の資格』と同時に『大学(短大)卒業の学歴』も目指しましょう。
いきなり大卒は敷居が高いと感じる方は、通信制短大で短卒を目指せばOK。(最短2年)
通信制短大で図書館司書の資格取得できます。中卒の方は、特修生として入学できます。
高卒だから司書補の資格から取得しなきゃ、なんて思いこみは捨ててくださいね。図書館司書の資格を目指す方法もありますから。
「司書」と「司書補」の違いとは?
司書(=図書館司書)は司書補の上位の資格です。
司書補から司書になる方法と、いきなり司書を取得する方法があります。
どちらの資格も大学で必要な単位を取得することで資格取得できます。
どこかの会場まで行って資格試験を受験する必要はありません。
司書補を取るくらいなら通信制短大で司書資格と短卒の学歴をめざしたほうがお得だよ
通信教育で学歴と図書館司書の資格を取得した卒業生のリアル体験談です。
近畿大学短期大学部に入学した理由
4年間続ける自信がなかったので近畿大学ではなく、まずは2年で卒業できる近畿短期大学部を希望しました。
また、図書館司書の資格取得を目指していたので、短期大学のなかでも図書館司書資格取得が可能な学校ということで、ここに決めました。
近畿短大のスクーリング(通学)
大阪にある近畿短大のキャンパスでは一年を通してスクーリングが行われています。
地方会場では(場所にもよりますが、)年1、2回と少ないです。
なので、わたしはWeb上から受講するメディア授業を中心に、1回だけ大阪までスクーリングを受講しに通学しました。
学生の年齢層は幅広く10?70歳くらいまでいましたが、30?50歳くらいの学生が多かったです。
勉強の仕方・単位修得方法
卒業のための合宿に参加するための通学(3日間)は必要ですが、ほかは学習システムKULeDから受講できました。
全15回の講義を受講して、小テストをクリアし、指定の期間内にテストを受けるようになっています。
テキストを読んで、課題に沿ったレポートを提出すると科目テストの受験資格が得られます。
レポートやテストはKULeDから行うことができるので、自宅で簡単できます。
レポート課題は提出期限などはないので自分のペースで進めることが可能です。
学習システムKULeDは便利
学習システムKULeDがあるおかげで、Web上から簡単に色々な手続きができます。
レポート作成と提出、テストの申込と受験、各種申込や学習進捗状況の確認などあらゆることが可能です。
資格はいくつか取得できるようですが、わたしは図書館司書科目を受講しました。
*通信制の短期大学で図書館司書資格を取得できる学校は少なく2校しかありません。
司書科目のいくらかを、短期大学の卒業単位に割り当てることもできるので合わせて取れば取得単位が少なくなるので負担が減りました。
ときどき合格が難しい科目がある
レポートは全体的には甘めの評価ですが、なかには何度提出しても合格出来ない科目もあります。
先生への質問や学生の交流や情報交換の場もWeb上にあり簡単にできますが、通信では直接コミュニケーションが取れないので、先生が何を求めているか分かりにくいことがあります。
通信科目では大学発行のテキストを使いますが、発行年が古いので情報がかなり前のものだったり、分かりにくい内容であったり、誤字脱字があって読みにくかったりします。
ほとんど通学がない近畿短大はおすすめ
通信制大学は、自分のペースで勉強出来ることが大事だと思います。
なので、(卒業合宿だけ通学が必須ですが、)ほかのスクーリングはメディア授業としてWeb上から簡単に受けられること、レポートの提出に期限が長いこと、テストやレポート、その他手続きがWeb上から出来ることは大変助かります。
また2年で卒業出来なくても年間の在籍費は3万円と安いので、無理せず続けることができます。
働きながら自分のペースで、そしてなるべく学費を抑えたいと思うひとにはオススメできます。
図書館司書資格を活かして司書職に就くことができました
資格がなくても図書館で働くことはできますが、資格を持ったことで専門的な仕事をことをすることが出来るようになりました。
最終学歴が高校卒業でしたが、短大卒になったことで応募できる求人の数が増えました。
仕事をしながらコツコツと勉強してきたことや、最後までやり抜ける力がついたことは面接のときなど、自己アピールに活かせます。
また卒業できたことで自分に自信を持つことができました。
図書館司書資格が取得できたことで、専門的な仕事につけたり給料が良くなったりする場面が増え、仕事にやりがいが増すことと思います。
実際にわたしは、まだ派遣社員ですが、図書館司書の職に就くことが出来ました。
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