図書館司書の資格を取得できる通信制大学と通信制短大、その中でもおすすめをまとめました。
目次
近畿大学短期大学部(通信教育)
高卒の方におすすめ!
年間1000人以上が図書館司書の資格を取得している人気ナンバー1の通信制短大です。
高卒の方であれば図書館司書の資格と同時に短大卒の学歴も目指すことができます(最短2年)
オンライン学習システムが充実しているので、ネット授業を受けることでスクーリング単位を取得可能。
関西地方の方だけでなく首都圏や全国の方が学びやすいです。イチオシ!
学費も安い!!
八洲学園大学(通信教育)
学生支援センターの満足度は87%!
「最短半年」「来校不要」「図書館への就職支援」「授業も試験も全てインターネット」「教育訓練給付制度の利用可能」。
50代60代以上は学費割引あり
聖徳大学/短大(通信教育)
図書館司書パック(科目履修生)は教育訓練給付金対象講座です。
司書になるのに必要な単位のみを科目履修するので、働きながら司書の資格取得をめざすことができます。
近畿大学法学部(通信教育)
インターネットを活用すれば一切通学なしオンライン在宅学習のみで司書の国家資格を取得することもできます。
大卒・短卒の方で、在宅にて図書館司書の資格を取得したい方に近畿大学はバツグンの人気を誇っています。
学費も安い&教育訓練給付金対象!
*近畿大学は2年制短大と4年制大学があります。
佛教大学(通信教育)
学生数1万人を超える、日本最大級の総合通信制大学。
全国に3万人を超える学友会ネットワークがあります。
帝京平成大学(通信教育)
・通信と通学(スクーリング)で勉強したい方
・東京近郊にお住まいの方
・リーズナブルな学費で学びたい方におすすめ
姫路大学(通信教育)
近大姫路大学から姫路大学に名称が変更になりました。正科生・科目履修生のどちらでも図書館司書の資格取得できます。
ただし、科目履修生は大卒者のみ入学できます。
放送大学(通信教育)
放送大学だけでは図書館司書の資格は取得できません。
放送大学で取得できるのは、学校の図書館に勤務するための資格『司書教諭』です。
司書教諭(正式名称)は学校図書館司書教諭とも呼ばれています。教員免許を持っている人しか取得できません。
おすすめ通信制大学の口コミ体験談
近畿大学通信教育部図書館司書コースに入学した理由
一番の決め手は受講料が安かったこと、最小限のスクーリングでほとんどを在宅のまま学習できることです。
科目履修生なので特に受験用の対策はしていませんが、申し込みまでの手続きをできるだけスムーズに進めることに気を使いました。
スクーリング(通学授業)
スクーリングはメディア授業(インターネット学習)でも可能ですが、わたしは通学することにしました。
自宅からさほど遠くない大学が会場でしたので、通学は大変ではありませんでした。
授業は講義と最後にテストという流れで行われました。
単位の取得方法
各科目ごとにテキストをもとにレポートを提出し、試験を経て単位取得となります。
レポートには任意で解答を記述するものや、質問事項が指定されそれに対してテキストの内容を踏まえて解答するものなどまちまちでした。
基本はテキストを読み、その内容の理解を深める事が大事です。
スクーリング会場が多い
スクーリングは、都合の良い日にちや会場を選んで受講できるため、仕事や私事に影響がなく受けることができました。
メディア授業もありますが、通信での学習にメリハリをつけたかったので通学することを選択しました。
通学もしくはインターネットによるメディア授業、どちらにするかは自由に選べました。
わたしは仕事との兼ね合いから、予定を大幅に超えて資格取得に2年かかりましたが、学費の面では大きく負担が増えることなく修了できました。
レポートの評価はやや厳しいことも
科目や担当教員にもよりますが、取ってつけたような記述や内容を十分に理解しないまま作成したレポートは厳しく添削され、再提出を要求されました。
「~についての考察が十分でない」「なぜそうした結論に至ったのか」など、テキストや科目全体の学習内容に関する習熟度を指摘されましたが、何をどうすれば内容を理解できたことになるのかの手がかりがつかめず、一つの科目だけでレポートを出すのに半年を要したこともありました。
近畿大学通信で図書館司書を取得することをお薦めします。
通信教育での図書館司書資格取得に長い実績があり、自分の周囲でもここで資格を取ったという人が多いことから安心して薦められると思います。
キャンパスは大阪ですが、東京に限って言えば四谷や板橋など提携してスクーリングを行なえる所も多く授業の質も悪くないと感じました。
学習以外でのサポートや相談を受け付けてくれる窓口もあること、学費も安く追加費用もさほどかからないことから、働きながら司書を目指す人には特におすすめです。
図書館司書の資格は昇給や転職に有利
通信教育を受けながら最初に転職した会社では、司書資格は必須ではなかったものの、資格の有無で時給が違っていたため取得は有利になりました。
また現場で業務責任者、副責任者は司書資格取得者に限られていたので、早い段階で取っていたことで副責任者として働き続けることができました。
また業務の性質上取って終わりではなく、日常の業務と直結することから日々習ったことを元に復習しなおす必要があり、より一層のスキルアップへ意欲をかきたてられました。
現在は違う図書館で勤務していますが、入社の段階で司書資格の保持が求められたため、どんな職場でも最低限のパスポートとしてあのタイミングで取得できたことは大きかったと思います。