トップページ > 図書館司書の仕事内容(口コミ) > 大学図書館で働く司書の仕事内容
大学図書館で司書として働くお友だちから体験談を聞いてまとめました。
図書館司書の資格を取得しようかなー、って迷っている方は参考にしてください。
女性・26歳
高校を卒業して大学に入学しました。
大学入学前から図書館司書の資格には興味があったのですが、具体的に就職を考えたときに、本が大好きなので『図書館で働きたい!』と思うように。
通っていた大学の図書館で司書の資格取得!
公務員採用試験も受けたのですが、不合格。
落ち込んでいたところ、私立大学で図書館司書の募集があるのをみつけ応募。採用をいただきました。
大学の図書館で働いています。学生と地域の住民の方が利用しています。
正規雇用なので、待遇などは満足しています。
本や新聞、CDなどを選定・収集・分類し、貸し出し・返却業務をおこなっています。
大量にある書籍に、規則に沿った特定のコードを付けて、コンピュータを使って記録したり、整理しています。
学生だけでなく、地域の子供たちに読み聞かせ会を企画して、実際に読み聞かせを担当したり、地域方々にも図書館を利用してもらえるようにがんばっています。
本と子供が大好きなので、読み聞かせの時間がイチバン大好き。
大好きな本・かわいい子供たちに囲まれた仕事ができて、やりがいのある日々です。
大学図書館は大学に付属している図書館のことですから、当然ながら利用者はその大学に通学している学生が中心です。
10代後半から20代前半くらいの男女という特定の年齢に限定されがちですから、学生さんと接する仕事がしたいのならおすすめです。
基本的には大学生が利用者の中心となりますが、わたしが働く図書館のように公共施設として市民に開放している大学の場合は、その大学に在籍していない市民も利用することがあります。
大学図書館で働く場合も、市や都道府県が運営している図書館で働いている図書館司書と仕事内容はほとんど同じです。
本の貸し出しと返却、蔵書の整理を中心に行います。
他の公共図書館と違い、大学図書館ならではの仕事があるとしたらレファレンス業務の重要性がより高いということです。
大学生は講義で単位を取るためにレポートを提出したり、卒論も書かなくてはなりませんから、調べ物の為に図書館を利用する割合が必然的に他よりも高くなります。
その調べものも専門的な物も多いですから、レファレンスサービスを頼まれる図書館司書側もある程度はその大学で行われている授業について知っておいた方がいいですし、その図書館の蔵書について詳しい知識が要求されるのです。
ちなみに、小学校・中学校・高校にある図書館で働きたい場合は、教員免許の司書教諭の資格が必要になります。