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司書教諭と学校司書と図書館司書、違いとは?

図書館で働く司書教諭、司書の違い

司書教諭』『学校司書』『図書館司書』はよく似た名前の資格ですが、ものです。

司書教諭と図書館司書の違い。司書教諭のほうが取得しなければならない単位数が少ないので資格取得しやすい!

たとえば、近畿大学(通信教育)でしたら一切通学なしでも取得できます。また、司書教諭であれば学費は6万円台となっています。(図書館司書は13万円~)

ただし、司書教諭になるには教員免許を持っている必要があります。

*図書館司書(←違う→)司書教諭
*司書教諭(←違う→)学校司書
*司書=(同じ)図書館司書
*司書教諭=(同じ)学校図書館司書教諭、表記方法はいろいろあります。

正式名称は図書館司書は『司書』、学校で働く司書は『司書教諭』。文部科学省公式サイトにはこのように表記されています。

*文部科学省 司書について
https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/gakugei/shisyo/index.htm

*公立図書館で働きたい方は図書館司書の資格を取得しましょう。

⇒働きながら図書館司書資格を取得できる通信制大学一覧

司書教諭と学校司書と司書の違いとは?

学校図書館司書教諭は小学校・中学校で仕事をします。

←スマホはスクロールしてください。

司書教諭学校司書司書
設置根拠・学校図書館法第5条第1項、附則
・学校図書館法附則第二項の学校の規模を定める政令
~12学級以上の学校には必ず置かなければならない。(11学級以下の学校については、当分の間、設置を猶予。)
・学校図書館法第6条第1項
~置くよう努めなければならない。
・図書館法第4条
~必ず「置かなければならない」とまではされていない。
位置付け 【業務】
・学校図書館の専門的職務を掌る。【職種】
・主幹教諭、指導教諭又は教諭をもって充てる。≪学校図書館法第5条第2項前段≫
 【業務】
・専ら学校図書館の職務に従事する。【職種】
・学校事務職員≪学教法第37条第1項・第14項等≫(又は「その他必要な職員」≪学教法第37条第2項等≫)に相当。
 【業務】
・図書館の専門的事務に従事する。
資格
(養成)
 ・司書教諭の講習を修了した者≪学校図書館法第5条・公費負担第2項後段≫

◎司書教諭講習
≪学校図書館司書教諭講習規程≫

【受講資格】:下の(1)又は(2)のいずれか
(1)教諭の免許状を有する者
(2)大学に2年以上在学する学生で62単位以上を修得した者

【科目と単位】:5科目10単位
学校経営と学校図書館(2)
学校図書館とメディアの構成(2)
学習指導と学校図書館(2)
読書と豊かな人生(2)
情報メディアの活用(2)
※()は単位数。

○司書教諭講習相当科目

大学の科目又は司書の講習の単位であって、司書教諭講習科目の単位に相当するものとして文部科学大臣が認めたものは、司書教諭講習科目の単位とみなす。

・資格について制度上の定めはない。
~各地方公共団体における採用時には、それぞれの実情に応じ、司書資格や司書教諭資格、教諭免許状、相当実務経験等の資格を求める等の資格要件を定めて、学校司書を募集。・国において、学校司書としての資格の在り方、その養成の在り方等について検討を行うこととされている。≪学校図書館法附則≫・学校司書の資質の向上を図るため、研修の実施等に努めなければならない。≪学校図書館法第6条第2項≫
 ・下の(1)~(3)のいずれか≪図書館法第5条第1~3項≫
(1)大学(短大を含む)で、文部科学省令で定める図書館に関する科目を履修し、卒業した者
(2)大学(短大を含む)又は高専を卒業した者で司書の講習を修了した者
(3)3年以上司書補(相当、同等以上と法令で定める職を含む)としての勤務を経験した者で司書の講習を修了した者●司書の講習
≪図書館法第6条≫
◆甲群(必修:11科目22単位)
生涯学習概論(2)
図書館概論(2)
図書館情報技術論(2)
図書館制度・経営論(2)
図書館サービス概論(2)
情報サービス論(2)
児童サービス論(2)
情報サービス演習(2)
図書館情報資源概論(2)
情報資源組織論(2)
情報資源組織演習(2)
◆乙群(選択:下のうちから2科目2単位)
図書館基礎特論(1)
図書館サービス特論(1)
図書館情報資源特論(1)
図書・図書館史(1)
図書館施設論(1)
図書館総合演習(1)
図書館実習(1)
※()は単位数。
給与等の負担 ・公費負担 ・公費負担(一部私費負担の場合もある。) ・公費負担

※国は、都道府県・市町村の人口規模に応じ、公立図書館職員の給与費について地方財政措置

国による定数措置 ・教諭等について定数措置
※ 司書教諭のための特別の定数措置はなし(司書教諭は教諭等の定数の中で配置)。
・学校司書の配置について地方財政措置

・学校事務職員の複数配置により、一定規模以上の学校(の一部)について定数措置。

●学校事務職員の複数配置
≪義務標準法第9条第3号、高校標準法第12条第2号≫
・小学校:27学級以上の学校※
中学校:21学級以上の学校※
高等学校:収容定員441人(12学級)以上の学校
※小・中学校については、大規模校における学校図書館担当事務職員の配置等が可能となるよう、事務職員複数配置のための定数措置を行っているが、当該定数が実際に学校図書館担当事務職員の定数として活用される例は極めて少ない。

勤務形態 ・常勤 ・常勤又は非常勤 ・常勤又は非常勤

*引用 文部科学省「司書教諭」と「学校司書」及び「司書」に関する制度上の比較
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/sisyo/1360933.htm

司書教諭の仕事内容

学校の図書館で遊ぶ小学生。司書と司書教諭の違い。

学校図書館で働くためには、司書教諭の資格が必要となります。司書教諭になるには、教員免許をもっていることが必須となります。

学校図書館での仕事内容は主に、本の貸し出し、返却などのカウンターでの受け付け業務、学生へ図書館の利用方法や辞書のひきかたなどに関する説明、

図書館に納入する本の選定、発注、受け入れ後本にカバーをしたりラベルを張り付ける他、パソコンへの登録作業などもします。

図書だよりを作る必要のある学校もあります。

また、授業で図書館の本を利用する場合には、事前にその授業目的に沿った内容の本を用意しておく仕事や、職員会議に出席する事も。

司書教諭は12学級以上ある学級に対しては一人以上必ず置く必要があります。

学校司書・司書教諭ともいいます。正式名称を調べたところ文科省の公式サイトには「司書教諭の資格」と表記されていました。

なので、正式名称は司書教諭、教員免許ではなく資格、ということになります。

司書教諭の資格を取得できる通信制大学一覧

職業の選択肢

図書館司書の資格も取得できます。

公共図書館で働きたい方、教員免許をもっていない方は、図書館司書の資格を目指しましょう。

教員免許をもっていないと司書教諭の資格を取得することはできませんので、ご注意ください。

『図書館司書』の資格を取得できるおすすめ通信制大学はコチラ

司書教諭講習を実施している大学

司書教諭講習は通学します。

  • 北海道教育大学札幌校(北海道)
  • 筑波大学(茨城)
  • 作新学院大学(栃木)
  • 埼玉大学(埼玉)
  • 千葉敬愛短期大学(千葉)
  • 放送大学(千葉)
  • 東京学芸大学(東京)
  • 新潟大学(新潟)
  • 上越教育大学(新潟)
  • 富山大学(富山)
  • 金沢学院大学(石川)
  • 福井大学(福井)
  • 山梨大学(山梨)
  • 信州大学(長野)
  • 岐阜大学(岐阜)
  • 静岡大学(静岡)
  • 愛知教育大学(愛知)
  • 三重大学(三重)
  • 大阪教育大学(大阪)
  • 奈良教育大学(奈良)
  • 広島大学(広島)
  • 山口県立大学(山口)
  • 鳴門教育大学(徳島)
  • 香川大学(香川)
  • 愛媛大学(愛媛)
  • 高知大学(高知)
  • 福岡教育大学(福岡)
  • 佐賀大学(佐賀)
  • 長崎大学(長崎)
  • 熊本大学(熊本)
  • 宮崎大学(宮崎)
  • 鹿児島大学(鹿児島)
  • 琉球大学(沖縄)

*文部科学省公式サイトより引用
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/sisyo/mext_00002.html

学校司書の資格を取得できる通信制大学

司書教諭の動画

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